2017年01月12日

問 20. プロテスタントとカトリックの違いって何ですか

もともと一つでしたが、380年にローマの皇帝テオドシウスがキリスト教を国教としてから、徐々に信仰の命を失い、形式化が目立つようになってきました。そして中世になると教会の礼拝は当時の言葉ではなく古典で使われるラテン語でなされたり、罪の赦しを献金で買わせる免罪符を売るというような聖書から逸脱した教えが蔓延していったのです。ついに16世紀、カトリック司祭であったマルチン・ルターは聖書の教えから逸脱した教会のあり方を批判し、1517年、ウイッテンベルグの城門に「95の条文」を掲げ、「聖書に帰れ」という旗印の下にいわゆる「宗教改革」を断行していったのです。これがプロテスタントの始まりです。この運動に共鳴した人々がヨーロッパ各地に起こり、次々とグループが生まれました。カトリックからの弾圧があったためにひとつにはなれず、その地で生まれ育っていったので、プロテスタントには多くの教派がありますが、歴史の名残と言えるでしょう。いづれにしても、聖書から離れては信仰の命を失うことは目に見えています。 

posted by kbccQandA at 01:51| キリスト教